コットンボール

クリスマスの時期にはコットンボールをよく目にしますね。

先日、自宅用のクリスマスリースにもコットンボールを使ってOrganicallyなイメージにしてみました。

雪の様なイメージの綿はどんな素材にもマッチして、本当にコットンというのは大活躍な
素材だなと改めて思います。

綿は、衣類や寝具など、さまざまな製品の原料となっていることはよく知っていると思いますが、
その他ものの原料にも役立っています。
例えば種子の表面に付いている短い繊維はリンターと呼ばれ、ろ紙や再生繊維、火薬などの原料に使用されています。
また、種子は食用油として利用されています。
風味の良さと安定性に優れていて、綿実油は食用油の王様とも言われているようです。
てんぷら油やサラダ油、マグロ油漬け缶詰などに使われ、とくに揚げ物料理時に臭みが少なく料亭やホテル、高級レストランなどのプロの料理人に愛用される
高級油として使用される一面もあります。

生産量は全世界で年間約2600万トンほど。トウモロコシが8億トン、お米が約5億トン。
それにも関わらず農薬(主に殺虫剤)を米と並ぶほどの量を使用していると言われています。

コットンをオーガニックコットンに変えて行くことがどれほど意味のあることかお分かり頂けるでしょうか。

いつまでオーガニックを着てくれる?

今年、娘用に110cmのロンTを2枚新調しました。

Organicallyは110cmまでしかサイズを揃えていません。
ついに、これで着れるものが無くなってしまうのかと、娘の成長を喜びたい所ですが
悲しくなってしまいます。
まだちょっと大きいサイズなので来年も着せる予定ですが。。。

女の子も3歳位にもなると好みやお友達の影響もあり、親が提案する物ばかり着てくれません。
ましてやオーガニックコットンだよ〜なんて言っても子供には良くわからないでしょうし。
それよりも、テレビアニメのヒロインが着ているものが着てみたかったり、お店のものは
いつも見ているので見飽きてしまっていたり。
しかししかし、タオルだけは別です。赤ちゃんのころからオーガニックコットンのタオルを
使っていたので柔らかくない普通のタオルは嫌がります。

そんなこともあり、お洋服は110cmサイズになるとインナーとして着れるものだけを今は揃えています。
せめて肌にあたる所だけでも気にしてあげたい!親心です。
赤ちゃんではないけれど、やっぱりお肌はデリケート。
毎日、オーガニックのクリームでお風呂上がりに保湿をしてあげても、乾燥してかゆくなります。
なので、どーしても素肌に化学繊維は着させたく無いと思ってしまいます。

来年の春夏はベビーの洋服類も充実して行きます。
そしていつか、娘の様な子たちが着てみたいなと思ってもらえるような服も提案出来るようになりたいです。

冷えとりとオーガニックコットン

底冷えがするほど朝晩は特に寒くなってきましたね。今日の東京は暖かかったですけど。
朝は日が昇るのも遅いので、寒い上に薄暗くて、起きるのが億劫です。

そして、日中でも手足が冷たくなってしまいます。
女性には多いですよね。末端冷え性。
先日、女子会で5人集まり、健康等について語っていると
みんな冷えとりに関心があることが分かりました。
それぞれ、冷えとりの対策をいろいろと試していました。

中でも、靴下の重ね履きはみんな試していたり、関心があります。
雑誌やテレビでも多く取り上げられていますからね。

冷えは女性ばかりかと思われますが、誰にでもあるそうです。
体温が36度代でも足の指先は30度程度で、大人も子供も、みんな足先が冷えています。

また、冷えとりは様々な健康法の基本になってきます。
この温度差を解消することで様々な体の不調が改善します。

頭痛や肩こり、花粉症やアトピーまでも、冷えを取ることで足先の血の巡りが良くなり、全身の血の巡りも
よくなり、自然治癒力が高まるそうです。病院や健康食品に頼る必要がなくなります。

冷えとりの方法は靴下の重ね履きから、半身浴などいろいろとあるようですが
身につけるものは大事で靴下の重ね履き同様、絹や綿などの天然素材が理想です。
絹は毒を吸い取って放出する力がとても高いそうで、特に温めることで足の裏から出る毒はとても
多いいので勧められています。

しかし、絹は高価で、耐久性も低いので、その代わりに靴下だけでなく
素肌にはオーガニックコットンが推奨されます。
お肌のためだけでなく、冷えとり、更には健康のためにもオーガニックコットンは
有効なアイテムですね。

ボアポンチョ第二弾

ボアポンチョ、第2段が入荷しました!

今回は起毛感があるウール素材を表地に使用。
裏地は変わらず、人気のオーガニックコットンのボア素材です。
温かみとかわいらしさを演出しています。
これからのベビーのお出かけ着に最適です。

第1段のボアポンチョがご好評により完売致しました。ありがとうございました。

第2段ボアポンチョはこちら→

スタッフ募集

Organicallyでは新しいスタッフを募集しています。

アルバイト・パート採用 募集要項

募集業種:ベビー用品販売

資格:  高卒以上
     オーガニックコットンや環境、ファッションなどに興味のある方。
     おもてなしの心と向上心とある方。目標達成意欲のある方。小さな子供が好きな方。

勤務地: 新宿伊勢丹

勤務日数:週3〜5日(土日祝日勤務出来る方優遇、その他シフトの相談は可能です。)

勤務時間:4時間以上

給与: 時給1,000円〜(経験により考慮致します。成果報酬あり。)

待遇: 交通費支給

応募方法:履歴書を下記にお送り下さい。
     書類審査後に面接日程のご連絡をいたします。
     お問い合わせ等ございましたら下記連絡先へお願いいたします。
     メールアドレス info@organically.jp
     TEL 03-5725-9837
     担当:柚山(ユヤマ)

面接地及び履歴書送付先:
     〒153-0061 東京都目黒区中目黒1-3-5 1F
     TEL 03-5725-9837

カテゴリー: SHOP

新作 オーガニックコットンボアスリーパー誕生

東京でもとても寒い日が続いています。

3歳の娘が毎晩お布団におとなしく眠ってくれないのが悩みです。
しかも空気が冷たくて乾燥しているので、すぐに咳が出たり、鼻水が出たり。

そんな中、ふわふわの肌触りが大好評のオーガニックコットンのボア素材を使用した
スリーパーが誕生しました。

毛布の様に暖かくて、ムートンの様にやわらかい手触りで
試しに着用させていたら、すぐに娘のお気に入りになりました。

サンプルで着用させていただけだったので、しばらくして別のスリーパーに
交換した所、「ふわふわのがいいよ〜」と泣いてしまうほどです。

子供のことを考えた、安心の肌触りを是非お試し下さい。

生後1ヶ月から3歳位まで使用出来ますので、出産祝いなどにも最適です。
ちなみにうちの子供は3歳10ヶ月なのでもうすぐ4歳です。

ボアスリーパーはこちら→

クリスマスギフトセット

とても冷え込む今日この頃、
街には少しずつクリスマスの飾り付けなどを目にする様になってきました。

Organicallyもクリスマス用のギフトラッピングやギフトセットをご用意しました。

12月に産まれたベビーの出産祝いなどに是非ご利用ください。

クリスマスギフトセットはこちら→

オーガニックコットンと遺伝子組み換えについて

先日、遺伝子組み換え(GMO)についてお伝えしました通り、綿花もGMOの種ものが出回っています。
世界の75%の綿花がGMOのコットンになっています。
オーガニックコットンの種も同じ様な状況です。

オーガニカリーが使用しているオーガニックコットンはBioReプロジェクトのものを主に使用しており、
日本オーガニックコットン流通機構(NOC)がオーガニックコットンであるという認証を行っています。
BioReプロジェクトもNOCも遺伝子組み換えの種の使用禁止しています。

しかし、インドでは既に90%がGMOの種が席巻しています。
インドは、世界のオーガニックコットン生産量の70%を占める超大国です。
そのインドで、GMOコットンの蔓延で種の汚染が広がるとオーガニックコットンの生産量が減少し、
その減少がそのまま世界の生産量の減少を表すほどの規模になります。

一般的な種の市場の現状は、大手の種のメーカーによって魅力的なパッケージや誘導的な宣伝媒体を駆使してGMOの種の需要を喚起しています。
農民にとって種をどれに決めるかは死活問題です。多様な種類があって、メーカー各社のサービス合戦に引き込まれ、bioReプロジェクトから離れてゆく農業者も年に何人か出ます。

これに対して、bioReプロジェクトでは以下のように対応しているそうです。

・農民にオーガニック農業の意義、重要性を周知徹底させ、目標を共有する。

・コットンの種を蒔く、境界に植える植物、害虫トラップ植物、有機肥料、輪作など総合的に指導、管理して最適条件を求める。

・有機農業の可能性を農民に説いて、理解してもらう。有機農業を続ければ・家畜が増えて(財産が増える)農家の生活基盤が安定する。

・大自然の営みを妨げず、子々孫々への持続可能性がある。

・貧困問題が解決する。

さらには、GMOではない種の開発と供給に協力するなどの対応をしています。

綿花はいろいろな使い道があります。
ふわふわの綿花を摘むと白い綿毛の中に、黒い種が20~30個入っています。

この種は、綿繰り工程で繊維と分離されます。重さを測ると25%が繊維で、75%が種です。
繊維はそのままワタとして、また糸として使われます。

分離された種は次の春に植えて使います。残りの種は、食用の綿実油、その他の油剤に使われ、絞りかす(油粕)は牛の飼料などに使われます。
種の周りの短い繊維(リンター)は再生繊維のキュプラの原料や紙の原料、クッション材などの原料になります。

とても幅広く使われる綿花なので効率的にとGMOが蔓延してしまったのでしょうが、
多く使われる作物だからこそ環境に与える影響は大きいです。

出来るかぎりGMOのものを買わないようにして、在来種が増えて行くことを願います。

ポイント制度を取り入れました!

WEB STOREでポイント制度を取り入れました。

WEB STOREを初めて一年が経ち、非常にリピーター様が多くなって来ました。
リピートされる方への感謝の気持ちを込めて、1ポイント=1円として、WEB STOREでご使用頂ける様になりました。
詳細はこちらから→ポイントについて

これからも様々なこだわりの詰まったアイテムを作って行きたいと思います。

どうぞよろしくお願い致します。

遺伝子組み換え(GMO)について

連日、不適切な食品表示についてのニュースが続いていて、日本の食の安全が信じられなくなってしまう今日この頃ですね。
こうまで有名店でこのような問題が出てくると、スーパーやコンビニはきちんと表示しているのか?など不安になります。

さて、そんな中、今日は遺伝子組み換え作物の現状についてお伝えしたいと思います。
遺伝子組み換えについて日本の流通規制は非常に緩いと考えられています。

遺伝子組み換えとは品種改良と違って、複数の生物の遺伝子を合体させて全く新しい生物を創造するのが遺伝子組換えです。

日本で承認され、流通している遺伝子組換え作物は、ダイズ、トウモロコシ、ナタネ、ジャガイモ、綿、てん菜、アルファルファ、パパイヤ、キモシンです
その他にa-アミラーゼ、リパーゼ、などの添加物も7種類ほどあります。

厚生労働省のサイトに詳しく書かれています。
また、その安全性についても書かれていますが、それを懸念する考え方もあります。
特にヨーロッパでは遺伝子組み換えの食品はほとんど流通しておらず、その規制も大変厳しいものです。
食品添加物も安全だと考えられていましたが、今では無添加が多く出回るほど摂取を控える様になって来ています。
遺伝子組み換えの食品についても、今は安全だと言っていても、将来的には人体に環境に影響が出るかもしれない未知の作物と言えます。

世界中で遺伝子組み換えの作物を多く食べているのは日本人だと考えられています。
遺伝子組み換え作物を多く作っているアメリカでも、遺伝子組み換え作物は家畜の飼料になる割合が多いのが実情のようです。

遺伝子組み換え商品の表示についても日本はとても曖昧で、不明瞭な点が多々あります。
例えば、豆腐や納豆、みそなどは遺伝子組み換え作物を使用しているかどうかの表示義務があります。
しかし、醤油やコーン油、コーンフレークなどは表示義務がありません。
したがって、醤油などで無表示の場合は遺伝子組み換え作物を使用していると考えることができます。
その他の食品でも国産肉と書かれていても数十パーセント海外の肉が混ざっていたりすることがある程、日本の食品表示は曖昧です。

では、なぜ遺伝子組み換えは産まれたのでしょう。
これは生産コストを上げて利益をあげることが目的です。
例えば、現在全世界で作付けされている遺伝子組換えダイズは、アメリカのモンサント社の除草剤耐性ダイズです。
もともと、モンサント社はラウンドアップという除草剤の会社でした。
そのラウンドアップという除草剤に耐えられる様に遺伝子操作をした種が生まれました。

ラウンドアップの除草剤で、農地の全ての雑草を根こそぎ枯らしてしまいます。そこに遺伝子組み換えされてつくられた
除草剤耐性ダイズの種をまき、成長の途中でラウンドアップ除草剤で除草します。すると、1年中雑草が生えなくなるそうです。
確かに手間がかからない方法であり、便利そうですが、なんだかおいしく無さそうです。
そして、モンサント社はラウンドアップの除草剤と除草剤耐性ダイズをセットで販売出来るので儲かります。
さらに、除草剤耐性ダイズの種はモンサント社が特許権をもっているので、独占状態です。
このように一つの企業がもうかる為だけに生まれたのが遺伝子組み換えの技術と言えます。

日本は食品自給率が非常に少ないので、遺伝子組み換え作物等の海外の食品を取り入れれば取り入れるほど、
国内の安全な食品を手に入れることが難しくなってしまうでしょう。
さらに、食品表示についても曖昧で、日本人の意識も低いので、今回の偽装食品問題を機に大きく見直してほしいですね。

次回は遺伝子組み換えとオーガニックコットンについてお伝えしたいと思います。