ボアポンチョ第二弾

ボアポンチョ、第2段が入荷しました!

今回は起毛感があるウール素材を表地に使用。
裏地は変わらず、人気のオーガニックコットンのボア素材です。
温かみとかわいらしさを演出しています。
これからのベビーのお出かけ着に最適です。

第1段のボアポンチョがご好評により完売致しました。ありがとうございました。

第2段ボアポンチョはこちら→

スタッフ募集

Organicallyでは新しいスタッフを募集しています。

アルバイト・パート採用 募集要項

募集業種:ベビー用品販売

資格:  高卒以上
     オーガニックコットンや環境、ファッションなどに興味のある方。
     おもてなしの心と向上心とある方。目標達成意欲のある方。小さな子供が好きな方。

勤務地: 新宿伊勢丹

勤務日数:週3〜5日(土日祝日勤務出来る方優遇、その他シフトの相談は可能です。)

勤務時間:4時間以上

給与: 時給1,000円〜(経験により考慮致します。成果報酬あり。)

待遇: 交通費支給

応募方法:履歴書を下記にお送り下さい。
     書類審査後に面接日程のご連絡をいたします。
     お問い合わせ等ございましたら下記連絡先へお願いいたします。
     メールアドレス info@organically.jp
     TEL 03-5725-9837
     担当:柚山(ユヤマ)

面接地及び履歴書送付先:
     〒153-0061 東京都目黒区中目黒1-3-5 1F
     TEL 03-5725-9837

カテゴリー: SHOP

新作 オーガニックコットンボアスリーパー誕生

東京でもとても寒い日が続いています。

3歳の娘が毎晩お布団におとなしく眠ってくれないのが悩みです。
しかも空気が冷たくて乾燥しているので、すぐに咳が出たり、鼻水が出たり。

そんな中、ふわふわの肌触りが大好評のオーガニックコットンのボア素材を使用した
スリーパーが誕生しました。

毛布の様に暖かくて、ムートンの様にやわらかい手触りで
試しに着用させていたら、すぐに娘のお気に入りになりました。

サンプルで着用させていただけだったので、しばらくして別のスリーパーに
交換した所、「ふわふわのがいいよ〜」と泣いてしまうほどです。

子供のことを考えた、安心の肌触りを是非お試し下さい。

生後1ヶ月から3歳位まで使用出来ますので、出産祝いなどにも最適です。
ちなみにうちの子供は3歳10ヶ月なのでもうすぐ4歳です。

ボアスリーパーはこちら→

クリスマスギフトセット

とても冷え込む今日この頃、
街には少しずつクリスマスの飾り付けなどを目にする様になってきました。

Organicallyもクリスマス用のギフトラッピングやギフトセットをご用意しました。

12月に産まれたベビーの出産祝いなどに是非ご利用ください。

クリスマスギフトセットはこちら→

オーガニックコットンと遺伝子組み換えについて

先日、遺伝子組み換え(GMO)についてお伝えしました通り、綿花もGMOの種ものが出回っています。
世界の75%の綿花がGMOのコットンになっています。
オーガニックコットンの種も同じ様な状況です。

オーガニカリーが使用しているオーガニックコットンはBioReプロジェクトのものを主に使用しており、
日本オーガニックコットン流通機構(NOC)がオーガニックコットンであるという認証を行っています。
BioReプロジェクトもNOCも遺伝子組み換えの種の使用禁止しています。

しかし、インドでは既に90%がGMOの種が席巻しています。
インドは、世界のオーガニックコットン生産量の70%を占める超大国です。
そのインドで、GMOコットンの蔓延で種の汚染が広がるとオーガニックコットンの生産量が減少し、
その減少がそのまま世界の生産量の減少を表すほどの規模になります。

一般的な種の市場の現状は、大手の種のメーカーによって魅力的なパッケージや誘導的な宣伝媒体を駆使してGMOの種の需要を喚起しています。
農民にとって種をどれに決めるかは死活問題です。多様な種類があって、メーカー各社のサービス合戦に引き込まれ、bioReプロジェクトから離れてゆく農業者も年に何人か出ます。

これに対して、bioReプロジェクトでは以下のように対応しているそうです。

・農民にオーガニック農業の意義、重要性を周知徹底させ、目標を共有する。

・コットンの種を蒔く、境界に植える植物、害虫トラップ植物、有機肥料、輪作など総合的に指導、管理して最適条件を求める。

・有機農業の可能性を農民に説いて、理解してもらう。有機農業を続ければ・家畜が増えて(財産が増える)農家の生活基盤が安定する。

・大自然の営みを妨げず、子々孫々への持続可能性がある。

・貧困問題が解決する。

さらには、GMOではない種の開発と供給に協力するなどの対応をしています。

綿花はいろいろな使い道があります。
ふわふわの綿花を摘むと白い綿毛の中に、黒い種が20~30個入っています。

この種は、綿繰り工程で繊維と分離されます。重さを測ると25%が繊維で、75%が種です。
繊維はそのままワタとして、また糸として使われます。

分離された種は次の春に植えて使います。残りの種は、食用の綿実油、その他の油剤に使われ、絞りかす(油粕)は牛の飼料などに使われます。
種の周りの短い繊維(リンター)は再生繊維のキュプラの原料や紙の原料、クッション材などの原料になります。

とても幅広く使われる綿花なので効率的にとGMOが蔓延してしまったのでしょうが、
多く使われる作物だからこそ環境に与える影響は大きいです。

出来るかぎりGMOのものを買わないようにして、在来種が増えて行くことを願います。

ポイント制度を取り入れました!

WEB STOREでポイント制度を取り入れました。

WEB STOREを初めて一年が経ち、非常にリピーター様が多くなって来ました。
リピートされる方への感謝の気持ちを込めて、1ポイント=1円として、WEB STOREでご使用頂ける様になりました。
詳細はこちらから→ポイントについて

これからも様々なこだわりの詰まったアイテムを作って行きたいと思います。

どうぞよろしくお願い致します。

遺伝子組み換え(GMO)について

連日、不適切な食品表示についてのニュースが続いていて、日本の食の安全が信じられなくなってしまう今日この頃ですね。
こうまで有名店でこのような問題が出てくると、スーパーやコンビニはきちんと表示しているのか?など不安になります。

さて、そんな中、今日は遺伝子組み換え作物の現状についてお伝えしたいと思います。
遺伝子組み換えについて日本の流通規制は非常に緩いと考えられています。

遺伝子組み換えとは品種改良と違って、複数の生物の遺伝子を合体させて全く新しい生物を創造するのが遺伝子組換えです。

日本で承認され、流通している遺伝子組換え作物は、ダイズ、トウモロコシ、ナタネ、ジャガイモ、綿、てん菜、アルファルファ、パパイヤ、キモシンです
その他にa-アミラーゼ、リパーゼ、などの添加物も7種類ほどあります。

厚生労働省のサイトに詳しく書かれています。
また、その安全性についても書かれていますが、それを懸念する考え方もあります。
特にヨーロッパでは遺伝子組み換えの食品はほとんど流通しておらず、その規制も大変厳しいものです。
食品添加物も安全だと考えられていましたが、今では無添加が多く出回るほど摂取を控える様になって来ています。
遺伝子組み換えの食品についても、今は安全だと言っていても、将来的には人体に環境に影響が出るかもしれない未知の作物と言えます。

世界中で遺伝子組み換えの作物を多く食べているのは日本人だと考えられています。
遺伝子組み換え作物を多く作っているアメリカでも、遺伝子組み換え作物は家畜の飼料になる割合が多いのが実情のようです。

遺伝子組み換え商品の表示についても日本はとても曖昧で、不明瞭な点が多々あります。
例えば、豆腐や納豆、みそなどは遺伝子組み換え作物を使用しているかどうかの表示義務があります。
しかし、醤油やコーン油、コーンフレークなどは表示義務がありません。
したがって、醤油などで無表示の場合は遺伝子組み換え作物を使用していると考えることができます。
その他の食品でも国産肉と書かれていても数十パーセント海外の肉が混ざっていたりすることがある程、日本の食品表示は曖昧です。

では、なぜ遺伝子組み換えは産まれたのでしょう。
これは生産コストを上げて利益をあげることが目的です。
例えば、現在全世界で作付けされている遺伝子組換えダイズは、アメリカのモンサント社の除草剤耐性ダイズです。
もともと、モンサント社はラウンドアップという除草剤の会社でした。
そのラウンドアップという除草剤に耐えられる様に遺伝子操作をした種が生まれました。

ラウンドアップの除草剤で、農地の全ての雑草を根こそぎ枯らしてしまいます。そこに遺伝子組み換えされてつくられた
除草剤耐性ダイズの種をまき、成長の途中でラウンドアップ除草剤で除草します。すると、1年中雑草が生えなくなるそうです。
確かに手間がかからない方法であり、便利そうですが、なんだかおいしく無さそうです。
そして、モンサント社はラウンドアップの除草剤と除草剤耐性ダイズをセットで販売出来るので儲かります。
さらに、除草剤耐性ダイズの種はモンサント社が特許権をもっているので、独占状態です。
このように一つの企業がもうかる為だけに生まれたのが遺伝子組み換えの技術と言えます。

日本は食品自給率が非常に少ないので、遺伝子組み換え作物等の海外の食品を取り入れれば取り入れるほど、
国内の安全な食品を手に入れることが難しくなってしまうでしょう。
さらに、食品表示についても曖昧で、日本人の意識も低いので、今回の偽装食品問題を機に大きく見直してほしいですね。

次回は遺伝子組み換えとオーガニックコットンについてお伝えしたいと思います。

オーガニックコットンのすすめ〜児童労働の問題2

昨日はハロウィンでしたね。
日本でもハロウィンパレードやハロウィンパーティーが開かれ、仮装した子供を見かけるようになりました。
この後はクリスマスが待っていて、子供達は嬉しいことがたくさんです。
日本の子供達は本当に恵まれていますね。
しかし、世界にはまだまだそんな楽しみとはほど遠い生活を強いられている子供たちが沢山居ます。

以前にも触れたことがありますが、児童労働についてまた伝えたいと思います。
過去の記事はこちら→オーガニックコットンのすすめ〜児童労働の問題〜

児童労働の世界の実態はなかなか明確に改善に向かう兆しがありません。
この問題は、世界の貧困、格差と直結していて、とても一朝一夕で解決することのない根の深さがあります。
一方で有り余る資金の持って行き場に困っている国際金融機関があるかと思えば、アジア、アフリカや
南米の国々では貧困が進んで、餓死する子供たちが後を絶ちません。

現在の日本には、親の借金を被って、学校へも行かず、長時間、重労働をしている子供は一人としていません。
しかし、日本の貧しい時代には当たり前のように子供は重要な労働力でした。
明治時代、富国強兵で輸出総額の3分の一を占める生糸は重要な国策産業でした。
少女たちを、低賃金で1日14時間も働かせ、病気になっても休ませず、辛くて逃げようにも、窓には堅牢な鉄柵に阻まれるという女工哀史がいまいした。
ただ、その少女たちが大人になって、当時の感想を聞くと「家で働くより楽だ」という言葉には驚かされます。
当時の子供たちは、家でも相当厳しく働かされていたのだろうと想像できます。
このように日本でも貧しい時代には児童労働は当たり前でした。
現在は13歳未満の就労は法律で禁じられています。 (映画や演劇などの子役などは条件付きで認められている) 児童労働の問題の難しいのは、以上のように家業を手伝う子供たちを児童労働の範疇に入れるかどうか曖昧になる点です。

国際労働機関(ILO)が、貧困国の農村を調査に行くと、親が子供を隠すと云ったことは頻繁にあり、正確な数字を 掴むことさえ難しいのが現状です。
実際、児童労働の中で一番多いのは、家業と農業です。
農業プランテーションでは大半が児童労働で支えられています。
インドのコットン農場だけでも児童労働者が40万人もいると云われています。縫製工場、パン屋、 ホテル、レストラン、バス、列車、建設作業現場、ゴミ収集などあらゆる分野に及びます。
悲惨な例では、医療用メスなどの刃物の研磨の作業などで、金属粉を日常的に吸い込むので重篤な 呼吸器障害を起こす子供たちが後を絶ちません。
雇用者は、子供は、従順で大人よりも賃金は少ないので有利さを感じています。
病気が進行して子供が亡くなっても代わりはいくらでもいるので雇用者は一向に困りません。当然投資して環境を改善することはしません。便利な児童労働の味を占めると、大人の雇用を減らすようになってゆきます。
このように聞くと、どこまでも不幸が連鎖してゆく哀しい現実に突き当たります。

世界的に有名なスポーツメーカーのサッカーボールの発注先が児童労働者を使う工場だったことが公になり、轟々たる批判を受けて、急いで改善しイメージダウンを防いだことがあります。
大手企業は、何億円もの広告宣伝費を使いますが、このように悲惨な児童労働に関与したというだけで、 企業イメージを落とし何億円分の広告効果を一瞬に消してしまう可能性を恐れるようになりました。

国際労働機関(ILO)が発足して第一回総会から、児童労動をなくすよう議論され、1999年の総会では、満場一致で182号が採択されました。
児童労働を禁じるILO国際条約138号、最悪の形態の児童労働を禁じた182号があり、世界ははっきりと児童労働撲滅への意思を示しています。
2012年時点で、185加盟国中90か国が条約に批准しています。

182号は、「最悪の形態の児童労働」が規定されていて、
1.児童の売買や取引の禁止、
2・戦闘への使用を目的とした強制的、義務的徴兵禁止
3・強制、義務労働などを含むあらゆる形態の奴隷制度、または類似した慣習の禁止
4.売春、ポルノの製作、興行に関与させることの禁止
5.不正な薬物の生産や密売を目的とした児童の斡旋、供給の禁止
6.児童の健康、安全、道徳に害を及ぼすおそれがある業務の禁止
以上に違反すると刑事事件として処罰するとしています。

「最悪の形態の児童労働」の対象となる子供の数は、改善されたといっても、今この時に世界で2億1500 万人もの悲惨な状況に置かれている子供たちがいると聞かされると、絶望感に襲われます。
1ミリでも前進させるということから目を離さないことが大切です。

安く大量生産されたものの背景には児童労働や低賃金、環境汚染など様々な問題が隠されています。
私たちが出来ることはなんなのか?オーガニカリーはフェアトレードの背景のあるオーガニックコットンを出来る限り使うことにしています。
フェアトレードの商品はオーガニックコットン以外にもいろいろとあります。
そういうものを手に取る人が増えれば、悲しい想いをしている子供達が救われて行くはずです。