クリスマスの時期にはコットンボールをよく目にしますね。
先日、自宅用のクリスマスリースにもコットンボールを使ってOrganicallyなイメージにしてみました。
雪の様なイメージの綿はどんな素材にもマッチして、本当にコットンというのは大活躍な
素材だなと改めて思います。
綿は、衣類や寝具など、さまざまな製品の原料となっていることはよく知っていると思いますが、
その他ものの原料にも役立っています。
例えば種子の表面に付いている短い繊維はリンターと呼ばれ、ろ紙や再生繊維、火薬などの原料に使用されています。
また、種子は食用油として利用されています。
風味の良さと安定性に優れていて、綿実油は食用油の王様とも言われているようです。
てんぷら油やサラダ油、マグロ油漬け缶詰などに使われ、とくに揚げ物料理時に臭みが少なく料亭やホテル、高級レストランなどのプロの料理人に愛用される
高級油として使用される一面もあります。
生産量は全世界で年間約2600万トンほど。トウモロコシが8億トン、お米が約5億トン。
それにも関わらず農薬(主に殺虫剤)を米と並ぶほどの量を使用していると言われています。
コットンをオーガニックコットンに変えて行くことがどれほど意味のあることかお分かり頂けるでしょうか。