児童労働と失業者

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今年も私達Orgaincallyは児童労働ネットワークが行う、「ストップ!児童労働キャンペーン」に参加しました。

世界では現在も地球上の人口の40%が18歳未満の子供たちで、その中で何百万もの子供達が厳しい環境にいるそうです。
このような現状を伝えに5月に児童労働ネットワークの開催した公演のため、来日した人権活動家のサルティヤルティさんの言葉です。
サルティヤルティさんはこれまでに8万5000人もの子供たちを救ってきました。この功績が評価され、ノーベル平和賞を2014年にマララ・ユスフザイさんと受賞しています。

サルティヤルティさんはさらにこのような事も言っています。
「世界には2億人の大人達が失業しています。そして、児童労働の子供達が1億6800万人います。これはどうしたことでしょうか?子供達は安い賃金で働かせるのでこうなっているのではないでしょうか?」と訴えています。

最近は本当に安い物が反乱しています。この安さに私たちは慣れすぎてしまっています。
安い物に疑問も持たず、その場の欲を満たす為に手を伸ばしてしまっているのではないでしょうか?

でも、安い洋服や靴などの身の回りの物の裏には子供達の犠牲がある事を知ってほしいとサルティヤルティさんは訴えています。

この状況を改善するには消費者がこの現実を知って、児童労働のない商品を買うことだと断言しています。

私たちOrganicallyがNOCのオーガニックコットンを選んだのもそんな理由からでした。
ただ、オーガニックであれば良いのではなく、コットン栽培には辛い環境があるので、それを改善する為に
フェアトレードであることが大切です。
NOCのコットンはbioReプロジェクトにより児童労働を無くし、貧しい農家を救い、学ぶ場所を与えたえるなどの活動をしています。

インドのコットン畑の児童労働の数は40万人にもなり、その70-80%が女の子です。
その多くがコットンの種の生産地域で低賃金、長時間労働させられています。
農薬の影響で呼吸器疾患や皮膚病に苦しんでいます。今でも根強く残るカーストの低い層の過程の子供たち出そうです。

こうした実状を改善する為にも私たちはOrganicallyを広める努力を続けて行きたいと思っています。

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