蛍光増白剤とは

今日はOrganicallyの商品説明で出て来ている蛍光増白剤についてお話ししたいと思います。

蛍光増白剤をみなさんはご存知でしたでしょうか?

アパレルの業界で、子供の服作りに携わっていると良く耳にする言葉で、気をつけなければと
思うものです。しかし、友人と話していると意外と知られていないワードだと気づきます。

蛍光増白剤は現在使用されているものについては、急性毒性、慢性毒性、発ガン性などの問題は
ないと言われています。
しかし、量により人によっては皮膚刺激やアレルギー反応を起こすことも考えられるので、
通産省通達では、「家庭用品については蛍光増白加工は必要最小限にとどめ過剰加工にならない
こととして乳幼児用製品についてはできる限り避けること」とされています。
そのため、デパートなどではベビーなどの衣類品について「蛍光増白剤が使用されていないか」は
商品取扱において、大事なチェックポイントの一つになっています。

また、環境への影響については、蛍光増白剤の原料であるスチルベンに環境ホルモンとしての
作用があると考えられていてまだ十分に解明されていません。
また、蛍光増白剤は環境中ですみやかに分解するとされていますが、条件によっては残留して
蓄積することもあると考えられていて、河川や海洋、地下水からも検出されていることもあります。

そのような蛍光増白剤は洗剤など身近なところで使用されています。

例えば、洗剤では白いものを洗っても、もとの白い色に見えない場合がありますがそれを
白く見せるために蛍光増白剤を使用しています。蛍光増白剤は一種の染色の一種で、
光により白く見せるものです。

繊維業界では繊維を元々生成り色のものをより白く見せるために蛍光増白剤を使用しています。
ピンクやブルーに見える洋服も一度蛍光増白剤で白くて、ピンクやブルーにしているものが多くあります。

赤ちゃんのようなデリケートな肌の方にはやはり、出来るだけ余分な成分の無いものが
望ましいと思われます。

子育てにおいて、あまり気にし過ぎも良くないとは思いますが、蛍光増白剤についても知識として
頭の片隅に置いて頂いてもいいのかなと思います。

私達 Organicallyの製品、特にベビーキッズのの商品では蛍光増白剤を使用しないことを心がけています。

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