ロンパースが八つ裂きになってある検査機関から帰ってきました。
これはベビー服の品質管理のため、「ホルマリン検査」に出していたからです。
商品に使われている生地、ワッペン部分、ブランドネーム部分などパーツ毎に切り取られ薬品に
付けて、ホルマリン(ホルマリンアルデヒド)が含まれていないかをチェックしてもらうのです。
なぜこの検査が必要かと言いますと、ホルマリンアルデヒドは皮膚の敏感な方などには湿疹、かぶれ、皮膚アレルギーを起こす可能性があり、発がん性もあると言われています。また、シックハウス症候群の原因物質とも言われています。
しかし、身の回りでは家具や建築資材、壁紙用の接着剤などに含まれていることがあります。
また、衣類には製造時に加工剤としてさまざまな化学物質が使用されていますが、ホルマリンは縮みを防ぐための防縮剤、防しわ剤、柔軟剤などとして用いられることがあります。
身体に害があるため、国の基準では皮膚の弱い「生後24ヵ月以内の乳幼児用衣類には、ホルマリンが0.05(A-A0)以下でなければならない」また、下着などでも75μg/g以内と定められています。
私達の商品は安全で信頼できるオーガニックコットンを使用し、品質の高い日本で縫製等を行い、染色も国内の安全性の高いものを使用し、その他に耐光堅牢度の検査等も行い、品質を管理するように努めています。