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2023.02.02 UPDATE
アトピーなどの敏感なお肌にはある特定の物質や環境に過敏に体が反応してかゆみなどのトラブルを起こします。それらの原因には食べ物や身の回りの化学物質や気温や湿度等さまざまな要因があるようです。 しかし、特に気をつけたいのがいつも身につける衣類です。 ナイロンやポリエステル、レーヨンといった化学繊維は比較的反応しやすいので気をつけた方が良いでしょう。オーガニックコットンは化学的な物を出来るだけ排除して作られたコットンなのでオーガニックコットン製品はもっとも安全性の高い衣類と言えます。 しかしながら、全てのオーガニックコットンがお肌にトラブルのある方に安全とは言えません。最近では「オーガニックコットンも普通のコットンも肌へのやさしさは同じ」という言葉を見聞きするようになりました。確かにコットンそのものを比べた時の農薬の残留量は普通のコットンも微量でほとんど変わりません。しかし、その後の作られ方が肝心です。通常の綿花は製品になる過程で糸にしやすい様に化学薬品が加えられ、生地として扱いやすい様に化学薬品が加えられ、染色がしやすい様に化学薬品が加えられ、その他加工をしやすい様に化学薬品が加えられ、どんどんどんどん、化学的な処理が行われて行くのです。 このような、コットンとオーガニックコットンが同じと言えるのでしょうか。敏感肌に本当に悩んでいる人に勧めることができるでしょうか。 でも、さらにここで気をつけたいのがオーガニックコットンでも大量生産を効率的に行う場合、通常のコットンと同じような工程を踏み、普通のコットンと変わらない化学薬品にまみれたオーガニックコットン製品なっているものが世の中には溢れています。
先ほど述べたように、オーガニックコットンだから全て安全とは言い切れないところがあります。 「オーガニックコットン製品です」と書いてある商品でも、実際はオーガニックコットンが半分、残りの半分は普通の農薬をたくさん使用したコットンが混ぜ合わせて作られたものもあります。 また、オーガニックコットンがどこで作られたものかも敏感なお肌の方には重要なようです。 例えば「○○産のオーガニックコットンだと肌が荒れる」などというご意見を聞くこともよくあります。 それはオーガニックコットンとはいえ、価格を抑えるために完全なオーガニック農法が行われていない可能性があります。 さらに精錬から生地をつくり、縫製されるまでの過程がどうだったかという点も重要です。 認定機関によってオーガニックコットンの考え方が違います。 普通のコットンが何%までだったら混ざっていてもオーガニックコットンの認定することもあります。 またどんな産地でもオーガニックコットンと認定することもあります。 製品のチェックもあまりされていないケースもあります。 これでは、本当に敏感なお肌の方は安心出来ません。 そこで、日本オーガニックコットン流通機構(NOC)は100%オーガニックコットンであることや、化学処理をしていないこと等を1商品ごとに確認し、認定を与えています。 産地も貧困な農地にフェアトレードを通じて支援する取り組みを基本としています。 目印はこのタグです。特にブラウンのNOCコットンラベルは特に厳しい条件をクリアした商品についており化学過敏症の方が購入するときの目印となっているほどです。 詳しくは「オーガニック認証」をご覧下さい。