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2018.05.20

出産祝いのQ&A(金額相場)

出産祝いの贈り物の金額は?相場は?

周囲の友人や職場で初めての出産の知らせは幸せを感じますね。いざ、お祝いをしようと思うと、 初めての場合はお祝いの相場感やどのくらいの金額の贈り物を用意したらいいのかとあれこれ悩んで躊躇してしまいます。ここでは一般的な金額、 相場をまとめましたので参考にしてみてください。

一般的に出産祝いを贈る場合、金額相場はどのくらいなのでしょうか?
金額相場の設定は住んでいる地域や、どのくらい親しいかなどの関係性でも左右されます。

実際には出産祝いのお祝金の金額は、正確に設定されているわけではありませんが一般的には一人あたり「5000円~10000円前後」が出産祝いの相場のようです。
贈り物の金額は、お礼に気を遣わせない程度の3千円ぐらいから、一番多い金額で5千円から1万円代が中心となっています。
お祝い金の場合で、注意しなければならないのは4万円や9万円など金額です。「死」や「苦」をイメージさせてしまうので避けるようにしましょう。
また、お札は新札を使うようしましょう。

金額を決めるのが難しい場合は、あらかじめ家族や周りの方と相談して出産祝いを決めるのもよいのではないでしょうか。

家族の場合は一番親しい間柄と言えますので、少し高めの設定となっているようです。
ご両親からの場合ですと3万円か5万円ぐらいが平均的な金額のようです。最近では少子化の影響で一世帯に生まれ子供の数も減っているので、一人のお子さんへの出産祝いのご祝儀は10万円またはそれ以上を贈ることもあるようです。
贈り物の場合はベビーカーやベビーベット、チャイルドシートといった高額商品をおじいちゃん、おばあちゃんの贈り物として両家からそれぞれ送られるケースも最近では定番となりつつあります。
または出産準備セットとして、肌着やベビー服など赤ちゃんの身の回りに必要なものをご両親と一緒に探し、買ってもらうと言うことも多くあります。おじいちゃんもおばあちゃんもこれから生まれてくる孫を待ちわびて、ついついお財布の紐が緩くなるようですね。

兄弟の場合は贈り物の金もお祝い金も1万円前後が相場となっています。その兄弟の年齢にもよって違ってきます。
まだ働いていない兄弟なら数千円程度のお祝い金やちょっとしたものでも十分です。

親戚の場合は5千円前後が相場です。頻繁に会う、親しい間柄であれば1-3万円ということもあります。
最近は親戚とも疎遠となっている場合も多いのでそういった場合は特に送らないケースもあります。この辺はご両親などに相談すると良いでしょう。

友人関係からの出産祝い贈り物の金額は5千円から1万円が相場となっています。友人の場合はお祝い金よりは出産祝いのギフトを贈ってあげることが多いです。友人から高い祝い金をもらうのは少し気を使ってしまうので、贈り物の方が渡しやすく、受け取りやすい上に、お返しもしやすく思う傾向にあるようです。

たくさん集まって連名であげる場合、高額になると気を遣わせてしまいますので、数千円程度を集めることが一般的です。この場合も祝い金より贈り物にする人が多くみられます。

親しい間柄であればどんなものが欲しいかをあらかじめ聞いてしまうのもいいでしょう。

職場の場合は関係性によっても様々ですが、通常金額は5千円から1万円ぐらいです。仕事面だけでの付き合い程度であれば、それほど高い金額ではなくても良いでしょう。公私ともにお世話になっている上司や結婚祝いを多く頂いた方などにはそれ相当の金額をお返しする必要があります。また、上司から部下への出産祝いの場合も同じで1万円前後が相場です。あまり高額になると相手に気を使わせてしまうので、適度な金額が良さそうです。
また、グループで贈る場合は一人千円から3千円程度を集めることが一般的です。あまり多く人数のグループで贈る場合はお返し(内祝)を考えるのも大変なのでその辺には配慮して贈りましょう。

贈る側が夫婦二人で一緒に兄弟や友達に贈るというケースは結婚すると多くなります。夫婦二人からの贈り物の場合は基本1万円から3万円ぐらいが相場となります。
親戚に贈る、友達に贈る場合などは周りと足並みを揃えて高額になりすぎず、低額になりすぎないようにしておきましょう。