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2022.10.24(更新)

男性から出産祝いを贈るなら!
プレゼント選びのポイント、おすすめベビーグッズ

男性から出産祝いを贈るなら!プレゼント選びのポイント、おすすめベビーグッズ

親族や友人、同僚に赤ちゃんが誕生したら、お祝いの気持ちとしてプレゼントを贈る出産祝い。最近では女性だけでなく、男性で出産祝いを贈る人も増えてきました。

1. いつ贈る?予算はどれくらい?
知っておきたい出産祝いの基本マナー

知っておきたい出産祝いのマナー

初めて出産祝いを贈る方であれば、知っておきたいのが出産祝いのマナーでしょう。

まず出産祝いを贈る時期については、一般的に赤ちゃんが生まれてから1週間〜1ヵ月以内とされています。しかしこれはあくまで目安。1週間経ってもまだ入院しているというママさんや赤ちゃんもいますし、出産という大仕事を終えて疲れている場合もあります。もし会いに行ってお祝いを渡す場合は、相手の状況を窺いつつタイミングを見計らうのがいいでしょう。

コロナ禍ということもあるため、最近は出産祝いをご自宅などに直接送ってしまうケースも少なくありません。もし出産祝いを渡すタイミングが生後1カ月を過ぎても、3カ月ぐらいまでに渡せれば問題ありません。それ以降になる場合は、6カ月ごろのハーフバースデイとして贈るのも良いでしょう。

初めての出産祝いであれば、もう一つ気になるのが予算相場ですよね。『最新 困ったときにすぐひける マナー大事典』によると、出産祝いの予算は贈る相手により異なると書かれています。

例えば贈る相手が同僚の場合、予算相場は3,000円〜1万円、友人の場合は5,000円〜1万円、親族の場合は5,000円〜2万円、兄弟の場合は1万円〜3万円が目安です。

少し高額な品物を贈る場合などは、友人や同僚同士でお金を出し合いまとめて贈るという方法もあります。

ちなみに出産祝いを贈る際は、水引は紅白の蝶結びで、のしをつけ、表書は「御出産御祝」とします。また、間違いやすいのが下段、「御出産御祝」と書いた下に記載するお名前です。下段にはギフトを贈る側の名前を書くのが正解です。送り先の赤ちゃんのお名前などを記載する人も多いので注意が必要です。上司に頼まれたのに間違えてしまったなんてことになっては大変です。

2. 男性から贈るならチェックしておきたい!
喜ばれる出産祝い1位はベビー服

喜ばれる出産祝い

ランキング1位はベビー服!しかし、

出産祝いのマナーがわかったところで、続いてどんな出産祝いが喜ばれるのか確認してみましょう。
ギフト紹介メディア『素敵なギフト』が過去5年以内に「出産祝いをもらった人」100名、過去5年以内に「出産祝いを贈った人」100名に対して「出産祝いに関するアンケート調査」を実施。これによると「もらってうれしかった出産祝い」ランキング1位がベビー服、2位はスタイ、3位はおむつケーキ、4位は現金・ギフトカードという結果でした。

一方、「困った出産祝い」のランキング第1位も「ベビー服」。アンケート回答者のコメントから、ベビー服をプレゼントする場合に喜んでもらえるかどうかの分かれ目はサイズとブランドに気を配ることだと考えられます。生まれた季節に合わない服やデザイン、色が好みではない物、着る場所に困るベビー服などを選ばないよう気をつけましょう。もしベビー服をあげるのであれば、成長することを見越して少しサイズの大きなものを選ぶといいかもしれません。お子さんの成長それぞれで寒い冬や暑い夏など季節にあったサイズを送るのは難しいですが、プレゼントする場合は季節を意識したおしゃれアイテムを選ぶのが大切と言えそうです。

3. 男性が出産祝いを選ぶ上でのポイント

男性が選ぶ出産祝いのポイント

既婚男性であれば、出産祝いをどういう視点で選べばいいか想像がつきやすいかもしれませんが、子育て経験がない方はプレゼントを選ぶのを難しく感じてしまうかもしれません。そこでプレゼントを選ぶ上でのポイントをご紹介していきます。



①フリーサイズのものを選ぶ
男性が選ぶ出産祝いフリーサイズ

もらって嬉しい出産祝いの第一位であるベビー服。しかしベビー服を贈る上で、適正サイズがわからないために選べないという人も多くいるでしょう。

そこでおすすめなのが、フリーサイズのアイテムを選ぶこと。特にバスローブやおくるみなどはフリーサイズのものが多いので、選びやすいアイテムと言えます。



②大人っぽいデザインのアイテムを選ぶ
男性が選ぶ出産祝いシンプル

先程のアンケート結果にも「生まれた季節に合わない服やデザイン、好みではない色のものは困る」という意見がありましたね。プレゼントを選ぶ際には、相手の好みを考慮することが大切と言えますが、どんな好みかわからないことも多くあります。一言に「可愛い」と言ってもその「可愛い」の捉え方は千差万別のため、贈った相手には可愛いと思ってもらえないケースもあるでしょう。

そんな場合に備え、どんな人でも気に入ってもらえそうな、大人っぽいシンプルで落ち着いたデザインのアイテムを選ぶといいでしょう。失敗が少なく済むはずです。


③ユニセックスで使えるものを選ぶ
男性が選ぶ出産祝いユニセックス

近年は親側も子供に「女の子だからピンク」「男の子だから青」といったジェンダーの固定概念を押し付けないよう、身の回りの品を選ぶケースが増えてきました。出産祝いを贈る際も、そういったジェンダーバイアスを取り払ったユニセックスなアイテムを贈る方がベターでしょう。ちなみにユニセックスなアイテムにしておけば、第二子、第三子が生まれた際も性別に関係なく使い続けてもらえるというメリットもあります。



④素材が良く、高機能で安心・安全な実用的アイテムを選ぶ
男性が選ぶ出産祝いオーガニック

出産祝いとして人気のベビー服やスタイ、ブランケットは赤ちゃんの肌に直接触れるものばかり。実は赤ちゃんの皮膚は大人の半分の薄さと言われており、すぐに赤くなってしまったり、湿疹ができてしまったりと、肌トラブルが頻繁に発生する大変デリケートなお肌です。そのため、出産祝いでプレゼントを贈る際も、赤ちゃんの肌に優しい安心・安全なアイテムを選ぶことがポイントになってきます。

そこで近年お子さんを持つ方々に人気を集めているのがオーガニックアイテム。とはいえオーガニックコットンと記載されている商品でも、農薬が使用された一般綿が混ざっている場合もあり、わずか数%しかオーガニックコットンが混ざっていないというケースも少なくありません。また、オーガニックコットンはもともと白色ではなく、大量生産の場合などは効率よく生産するために脱色をするなど、実はさまざまな化学処理が行われています。

そのため製品検査をしっかり行なっているブランドのアイテムを選ぶのがおすすめです。例えば、特定非営利活動法人日本オーガニックコットン流通機構(通称:NOC)は世界の基準の中でも厳しく、一般綿と混ぜない、化学農薬を使用しない、化学的な処理をしない、搾取的取引をしないという条件をクリアした商品のみに認証タグを発行しています。



⑤ベビー用品店でなく、通販での購入でもOK!

「出産祝いを贈りたいけど、ベビー用品店に一人で行くのは恥ずかしい」と思っている男性も多いでしょう。最近では店舗以上に専門店の通販サイトではさまざまな種類の出産祝いアイテムが、しかも質の高いものが販売されているので、 アイテム選びには困らないはずです。しかも出産祝い用のラッピングまで対応してくれるようになっていますので、店舗と同等のサービスを望むことができますよ。

4.男性から贈るなら!
出産祝いにおすすめのベビーグッズ6選

上記の点を考慮して筆者が選んだのは次の6点です。ぜひ参考にしてみてくださいね。


①バスローブ
出産祝いバスローブ

出産祝いに迷ったら、フリーサイズで大きさの心配も不要な人気のベビーバスローブがおすすめ。寒い季節はもちろんお風呂上がりに通年使えるので、実用性もバッチリです。こちらは赤ちゃんのためにオーガニックコットンを100%使用しているので、環境意識が高い最近のパパママに最適です。



②スリーパー
出産祝いにスリーパー

フリーサイズで長く使える便利な商品としてさらに人気なのがスリーパーです。赤ちゃんが元気よく足を動かすようになるとお布団を蹴飛ばし、何もかけていない状態になることが頻発します。そんな状況を解決できるのがスリーパー。寝巻きの上に着せることでお腹や内臓を温めてくれて寝冷え防止となる優れものです。こちらは素材もオーガニックコットン100%なので自信を持ってお勧めできます。


③高級ブランドの小物

「ちょっと奮発してあげてもいいかな!?」という場合は、高級ブランドの小物などはどうでしょう?小物なら比較的買いやすいものもあります。Baby Diorやアルマーニのベビーアイテムなどもおすすめです。



④楽器
出産祝いに楽器

両親が音楽好きであるとわかっているのであれば、キッズ用の楽器をプレゼントするのもアリ!遊びながら音感や感性を育むことに期待ができます。



⑤積み木
出産祝いに積み木

アートが好きなご両親やクリエイティブなお仕事をしているご両親なら、楽器と同じく感性を育む意味で積み木をプレゼントするのもおすすめでしょう。いろいろな形や色をした積み木を目で見て触って組み合わせることで、自由な発想を育むことができるでしょう。



⑥知育玩具

教育に力を入れてようと考えているご家庭なら、知育玩具をプレゼントするのもよさそう。手遊びの道具であれば、手の動きが活発になり、カラフルなおもちゃをつまんだり、動かしたりすることで、目や手、頭の連動を促してくれるはずです。



⑥絵本

コミュニケーションを大切にしているご家庭であれば、絵本の読み聞かせを赤ちゃんのうちから始めたいと考えています。音のリズムやイントネーションが楽しめ、変化のある色や形で描かれた0歳児用の絵本は無難です。

まとめ

相手に喜んでもらえるプレゼント選びは、やはり入念なリサーチが欠かせません。ご紹介した情報を参考に、赤ちゃんやご両親に喜んでもらえる出産祝いを贈れることを祈っています。 とはいえ一番大事なのはお祝いの気持ちを表すこと。「生まれた赤ちゃんに幸せになってほしい」「出産という大仕事を終えたママさん、それを支えるパパさんにお疲れ様の気持ちを伝えたい」など、具体的にお祝いのメッセージを伝えることで、より一層喜んでもらえるはずです。

 <参考文献>
現代マナー・作法の会『最新 困ったときにすぐひける マナー大事典』西東社,2021年1月16日