テディベアを代表とするぬいぐるみは、出産祝いの定番であり大変人気があります。
かわいいものが好きなママはもちろん、赤ちゃんの喜ぶ顔が見られる贈り物です。お子さんを持つママやパパは、出産祝いでぬいぐるみをもらった経験があるかもしれませんね。
そんなテディベアやぬいぐるみですが、皆さんはきちんとお手入れをしてあげていますか?
赤ちゃんの初めてのお友だちともいえるぬいぐるみですから、きちんと洗濯をして清潔に保ってあげたいものです。
今回は、テディベアやぬいぐるみの正しいお手入れ方法・洗濯機で洗う手順をご紹介していきます。
出産祝いでもらったぬいぐるみや長年可愛がっているぬいぐるみの洗濯方法が知りたい方はぜひ参考にしてください。
テディベアやぬいぐるみが出産祝いで人気の理由とは?
そもそも、なぜテディベアやぬいぐるみは出産祝いの贈り物で人気なのでしょうか。
理由の一つは、単純に姿形が可愛らしいからということが挙げられます。クマや犬、猫、ウサギ…など、主に動物のぬいぐるみが出産祝いで贈られますが、どれも愛嬌があって赤ちゃんにはとても喜ばれます。
その他の理由として、ぬいぐるみが与える心理的な効果が挙げられます。ぬいぐるみに触れることで、幸せホルモンの「オキシトシン」が分泌されるため、気持ちが安らかになるといわれているんです。
ぬいぐるみの癒し効果は子どもだけでなく大人にも有効といいます。部屋にぬいぐるみが居るだけで、赤ちゃんもママも幸せになれるということですね!
参考:齋藤薫の美しい歳の重ね方|さらなる不安が続く世の中でにわかに見直されている力、ぬいぐるみはなぜクマなのか?|朝日新聞ボンマルシェ
オーガニックコットンのテディベアが選ばれる理由は?

ぬいぐるみの中でも、オーガニックコットンのテディベアは出産祝いの贈り物で大変人気です。当店・オーガニカリーでも、テディベアの出産祝いは常に売れ筋ランキングの上位に入っています。
オーガニックコットンのテディベアが選ばれる理由は、素材の安全性にあります。オーガニックコットンは通常のコットンとは異なり、農薬や化学肥料などを使用せずに栽培されています。製品化するまでの過程でも、化学処理は一切行われません。そのため、農地で働く人や環境への影響を最小限に抑えることができます。
オーガニックコットンのテディベアは、繊細で敏感な赤ちゃんの肌に刺激が少なく、安心して遊ぶことができます。
化学繊維の含まれる素材や通常のコットンで作られたぬいぐるみは、赤ちゃんの肌への刺激となり得るため注意が必要です。皮膚の弱い子の場合、アレルギーを起こす可能性もあるでしょう。
贈る人も贈られる人も安心できるのが、オーガニックコットンのテディベアの魅力です。
テディベアやぬいぐるみに洗濯は必要?みんなの洗濯事情を調査!
テディベアやぬいぐるみは、衣類とは違い身に付けるものではないため、「洗濯は必要ないのでは?」と思うかもしれませんね。実際、テディベアやぬいぐるみを洗濯しないとどのような影響があるのでしょうか。
ぬいぐるみの汚れに関するデータや、SNSでみんなの洗濯事情を調査してみました!
ぬいぐるみを洗濯しないとどうなる?
テディベアやぬいぐるみを洗濯せずにおくと、どのような影響があるのでしょうか。
①汚れて雑菌が繁殖する
赤ちゃんが気に入って遊んでいるぬいぐるみは、手の皮脂や食べかす、埃などさまざまな汚れが付着します。すると、ぬいぐるみ自体も汚れが目立つようになり、黄ばんだり黒ずんだりすることがあります。洗濯せずに放置しておくと、雑菌が繁殖して不衛生です。
②アレルギーの原因になる
テディベアやぬいぐるみは、机やベッドに飾ってあるだけでも、埃やハウスダストが付着しやすいです。長年蓄積された埃やハウスダストはアレルギーの原因となり、くしゃみや鼻水、目の痒み、喘息などの症状が起こる場合もあります。
気に入っているぬいぐるみほど汚れやすく、変色が起こる可能性があるというわけですね。
また、長く大切にしていればいるほど、アレルギーの原因にもなりやすいといえます。
赤ちゃんやママが安心安全にぬいぐるみと過ごすためにも洗濯は必要です。
ぬいぐるみは家のドアやスイッチよりも汚れが多い
実際、ぬいぐるみにはどれくらい汚れが付着しているのでしょうか。
ATPふき取り検査判断基準 単位RLU(相対発光量)
検査箇所 | 清潔である(合格) | 注意 | 汚れている(不合格) |
対物 | ≦1,000 | 1,001~1,999 | 2,000~ |
出典:月間HACCP編集「「ATPふき取り検査」(掲載サイト:東京ガス暮らし情報メディア「ウチコト」ぬいぐるみはドアより汚れてる!? 適切な洗濯方法をプロに聞きました!
「ATPふき取り検査」によると、家やオフィスなどのさまざまな場所を拭き取り調査したところ、購入から2年後の子どものぬいぐるみは家の中のドアやスイッチ、テレビのリモコンよりも汚れの量が多いことが分かっています。
こうしたデータから考えても、テディベアやぬいぐるみは定期的に洗濯した方が良いといえます。
SNSで皆さんの洗濯事情を調査したところ、「1ヶ月」や「半年」など定期的にぬいぐるみを洗濯している方が多くいるようでした。汚れを落とすのはもちろん、ダニやハウスダスト対策で洗濯をされています。
一方、20年以上ぬいぐるみを洗濯していない方や、洗濯の仕方が分からないとお悩みの方も少なくありませんでした。ぬいぐるみがたくさん家にあると、なかなか全部お手入れするのは難しいのかもしれませんね。
テディベアやぬいぐるみにもお手入れが必要!洗濯機で洗う方法を解説
ママや赤ちゃんの衣類にお手入れが必要なように、テディベアやぬいぐるみにもきちんとしたお手入れが必要です。正しい方法で洗濯して大切に保管することは、ふわふわとした質感や形を維持することにも繋がります。
ぬいぐるみは洗濯機で洗っても大丈夫?
テディベアやぬいぐるみが自宅の洗濯機で洗えればお手入れも楽ちんですよね。
結論から言うと、洗濯機で洗えるぬいぐるみもあります。
ただし、手洗いが推奨されているものも多いため、洗濯の前には必ずぬいぐるみのタグにある洗濯表示を確認してください。
また、オーガニカリーサイトにて販売しているぬいぐるみも、オーガニックコットンの良さを最大限に生かすため、抜け毛防止加工を行っておらず、このような繊細な商品は、毛並みや風合いが変化することがあります。その結果、新品の状態には戻りづらくなることもあるため注意が必要です。
一般的には家庭洗濯のマークや洗濯おけのマークが付いていれば、洗濯機で洗えます。洗濯桶のマークに×印が付いている場合は家庭での洗濯ができません。クリーニングに出すのが望ましいでしょう。また、洗濯おけに手のマークが付いている場合は手洗いが必要なものです。
洗濯おけのマークのみであれば通常コースで洗っても問題はありませんが、下線や二重線が付いているものは「ドライコース」や「手洗いコース」などマイルド洗いのコースが推奨されています。
洗濯表示の中には数字が併記されているものもありますが、その数字は洗濯の際の水の適温を示すものです。テディベアやぬいぐるみを洗濯する際の目安にしましょう。
ぬいぐるみを洗濯機で洗う方法
以下は、ぬいぐるみを洗う手順です。
- リボンやアクセサリーなどのパーツを取り外し、軽くブラッシングします。
- ぬいぐるみを洗濯ネットに入れて洗濯機に入れます。
- 「ドライコース」や「手洗いコース」などマイルド洗いのコースを選び、スタートします。
- 脱水に入る前にぬいぐるみを取り出します。
- ぬいぐるみを大きめのタオルに包んで洗濯ネットに入れ直し、10~15秒ほど脱水にかけます。
洗濯の前に軽くブラッシングをすることで、埃や汚れが落ちやすくなるため、忘れずに行いましょう。使用する洗剤は、おしゃれ着用などの中性洗剤を選ぶのがベターです。
テディベアやぬいぐるみを洗濯機で洗う際の注意点
洗濯表示があれば、基本的にはその内容に従って洗濯を行えばOKです。しかし、ぬいぐるみによっては洗濯表示がなかったり、タグの文字が擦れて読めなくなっていたりすることがあると思います。
そんな時、テディベアやぬいぐるみを洗濯機で洗う前にいくつかの注意ポイントを確認しておきましょう。
水洗いできる素材か?
ぬいぐるみの素材や種類によっては、洗濯機で洗えない場合や水洗いができない場合があるので注意が必要です。一般的には、ポリエステルやアクリル、フェルト、ビーズ、パイプなどの素材は水洗いが可能とされています。
一方、本革製やウール素材のもの、機械内蔵のものは水洗いができません。オーガニックコットンのテディベアは、水洗いは可能ですが洗濯機では洗えないので手洗いが必要です。
色落ちしないか?
ぬいぐるみの素材によっては、洗濯することで色落ちする場合があるため、色落ちテストを行うと安心です。
色落ちテストの方法はとても簡単。白い布やティッシュペーパーに中性洗剤を混ぜた水をつけ、ぬいぐるみの目立たない部分をトントンと叩くか軽く擦り、布に色が付くかどうかを確認します。
色が付いた場合は色落ちすると判断できるため、自宅で水洗いをするのは避けた方が良いでしょう。
接着剤が使用されていないか?
ぬいぐるみによっては、装飾品や顔のパーツなどが接着剤で取り付けられていることがあります。水洗いをすると、接着力が弱くなってパーツが取れてしまう可能性があります。
接着剤が使用されているぬいぐるみは水洗いを避け、スプレータイプのクリーナーなどで拭いてあげるのが良いでしょう。
オーガニカリーサイトのぬいぐるみのお手入れ方法
先ほどもあるように、ぬいぐるみの中でも洗濯できるものとそうでないものがあることは知っていただいたかと思います。洗濯を避けたほうが良いものの一つとして、オーガニカリーサイトのぬいぐるみも挙げられます。
天然繊維であるオーガニックコットンを最大限に生かすため、抜け毛防止加工も行わず、ひとつひとつ丁寧に仕上げております。そのため、丸洗いをしてしまうと毛並みや風合いが変化してしまうため、汚れたり、抜け毛が気になる場合は、軽いブラッシングや表面を拭き洗いすることがオススメです。
また、時間があるときにはぜひ、以下のようにお手入れを頂くこともオススメしております。
- 洗浄力の優しい洗剤をぬるま湯で薄めて、洗浄液を作る
- 作った洗浄液にタオルをつけて絞り、 ぬいぐるみを優しく拭き洗いをする
- その後水を含ませ、絞ったタオルで同じように、すすぎ拭き洗いをする
- 拭き洗いが終わった後はブラッシングをする
- 最後にぬいぐるみを陰干しし、ゆっくりと乾かす
通常のぬいぐるみに比べると少しお手入れに気を使うかもしれませんが、コットンそのものについては安全性が高いものを使用しておりますので、その点についてはご安心を頂けるかと思います。
まとめ
今回は、テディベアやぬいぐるみの正しいお手入れ方法・洗濯機で洗う手順を解説しました。
これまで、ぬいぐるみの洗濯方法がよく分からなかった方は、お手入れの参考にしてみてくださいね。
ぬいぐるみを洗濯する際は、まず洗濯表示を確認することが大切です。ぬいぐるみの素材に合った方法でお手入れすることで、綺麗な状態を保ってあげましょう。
出産祝いでぬいぐるみを選ぶなら、赤ちゃんの肌に優しいオーガニックコットンのテディベアがおすすめです。オーガニックコットンのテディベアは、洗濯機で洗うことはできませんが、その分繊細で柔らかい風合いなのが特徴的です。
オーガニカリーでは、オーガニックコットンのテディベアの出産祝いを多数取り扱っております。スタイに名入れができるテディベアギフトなどは、ママや赤ちゃんに喜ばれますよ!ぜひご利用くださいね。
代官山オーガニックコットン専門店 Organically
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