前編では、国際結婚数や国籍などのデータ調査の結果や、外国人や海外に住む人への出産祝いでおすすめの品物をご紹介しました。
日本と諸外国では文化が違えども、出産祝いで喜ばれるものに大きな隔たりはないことが分かりました。外国人の方への出産祝いで困ったら、ぬいぐるみやおむつケーキなどの定番アイテムを選べば間違いないでしょう。
前編では、一部の国の習慣に着目してみましたが、海外にはまだまだ興味深い出産祝いの習慣があります。
後編では、海外における出産祝いの習慣とともに、おすすめの品物をご紹介していきます。
海外のユニークな習慣を参考にひと味違う出産祝いを贈ろう！
昨今、日本の出産祝いがアメリカやヨーロッパの習慣を参考にしていることから、これらの国々の習慣は驚くほど珍しいわけではないかもしれません。しかし、一部の国には日本では考えられないような出産祝いの習慣があるんです。
他の人と被らないひと味違う出産祝いを贈りたい時は、海外のユニークな習慣を参考にしてみるのもいいでしょう。
フィンランドの出産祝い
世界幸福度ランキングで6年連続1位のフィンランドでは、政府から赤ちゃんやママに出産祝いが贈られるといいます。
出産祝いの内容は、なんと育児に必要なベビー用品を詰め合わせたパッケージ。「ベビーボックス」と呼ばれるこの箱は、中身を取り出せばベビーベッドにもなるんですよ。
もともと、出生率の低さや貧困層における乳幼児の死亡率を下げる目的で実施されるようになった制度です。1937年から続いているというからさらに驚きます。
フィンランドのベビーボックス、気になる内容を調査してみました。
- 洋服（防寒着、帽子含む）
- 肌着
- 布団一式（マットレス、掛布団）
- バスタオル
- 消耗品（歯ブラシ、オムツ、生理用品）
- 絵本
- 温度計
- 爪切り
- 哺乳瓶
※上記はあくまでも一例です。年度によって内容が異なる場合があります。
以前は50種類以上の品物が含まれていましたが、2023年より38種類に変更になりました。近年は、ママの声を反映させて量より質が重視されるようになり、オーガニックコットンの品物が増えているようです。
日本では、セーブ・ザ・チルドレンという団体が、要件に当てはまるママを対象に「ハロー！ベビーボックス」を提供する事業をおこなっています。また、富山市のように一部の自治体が独自にベビーボックスを提供している例もあります。
SNSでも、フィンランドのベビーボックスを称賛する声が多数ありました。
ベビーボックスの習慣は、エストニアやスコットランドにもあります。ママが必要としている育児用品セットを出産祝いで贈れば、きっと喜ばれるでしょう。
ベトナムの出産祝い
ベトナムは南シナ海に面した東南アジアの国で、比較的治安がいいことから、海外旅行の行き先としても人気です。日本とベトナムの距離は約4000キロと近く、昨今は日本で働くベトナム人が増えているといいます。
そんなベトナムでは、出産から1ヶ月後と1年後の節目にお祝いパーティーが行われるんですよ。
1ヵ月後のパーティーは赤ちゃんのお披露目会のようなもので、1年後のパーティーは赤ちゃんが一年間元気に過ごせたことをお祝いするパーティーなんだとか。ベトナムの出産祝いパーティーには、日本でいう小規模な結婚式よりも大勢の人が集まります。
出産祝いの贈り物に関して日本とあまり相違はなく、赤ちゃんの洋服や消耗品（ミルク、おむつなど）が一般的です。また、「ハンカチ」が贈り物のタブーという点も日本と似ています。ハンカチは、ベトナム語で「困難」を意味する「Khan」と発音が同じであるため、出産祝いでも避けた方が無難です。
興味深いのが、ベトナム人の方は日本製の商品を好むため、どのような商品でも日本製を選ぶと喜ばれるというところ。特に、赤ちゃんやママのお肌に直接触れるもの（化粧品や石鹸、衛生用品など）は日本製が好まれます。
日本製品は品質が良く、農薬を極力使用せず天然成分であることを重視しており、諸外国から安全性が高く評価されているのです。ベトナム人同士で出産祝いを贈り合う時も、あえて日本製が選ばれることもあるといいます。
実際にベトナムに行った方やベトナム人と交流のある方も、日本製への信頼の厚さや現地での人気ぶりを実感しているようです。
ベトナムに限らず、東南アジア諸国では日本製品が強く好まれる傾向にあります。「日本製はやっぱりいい！」と思ってもらえるような出産祝いを贈りたいですね。
インドの出産祝い
南アジアに位置するインドは、世界トップレベルの人口を有する大国です。面積は日本の約9倍と広く、アーリア系やドラヴィダ系、ムンダ系などさまざまな人種を要する多民族国家としても知られます。
そんなインドでは、なんと赤ちゃんが産まれた時にママやパパから周りの人にお祝いを贈る習慣があるんです。甘党な人が多いインドでは、スイーツを贈る方が多いといいます。お世話になった人に感謝の気持ちを伝える謙虚さはインドの方ならではです。
昔は、赤ちゃんに贈り物をする習慣は好まれなかったようですが、最近は他国と同じように周りの人から出産祝いを贈る文化も生まれています。洋服やオムツ、寝具、おもちゃ、ガラガラなど定番の品物が人気です。
その一方、宗教的な理由から、牛や豚、お酒に関するものは贈り物のタブーとされています。また、インドでは黒や白はネガティブな色とされているため、品物やラッピングの色には選ばない方が良いでしょう。
ベトナムやインドなど、アジア地域を対象に行われた調査では、今までに使ったことがある日本製品としてさまざまなものが挙げられています。インドの人は、洋服や日用品、おもちゃなどをよく購入するようです。
また、日本製品を購入する理由や目的については、インドの人は「高級なイメージ」「技術力が高い」と回答する割合が多くみられました。
インドをはじめ、アジア地域の人たちは自分へのご褒美や家族へのプレゼントで日本製品を購入したいと考えているようです。
出産祝いで高品質な日本製の品物を贈れば、きっと喜んでもらえるでしょう。
外国人や海外に住む人への出産祝いにOrganicallyのオーガニックコットン製品がおすすめ
フィンランドやベトナム、インドの出産祝いについて、ユニークで参考になる習慣をご紹介しました。ここまで海外の出産祝いについてみてきましたが、どの国にも共通しているのが、日本製品は喜ばれるということです。大切な赤ちゃんの肌に触れるものだから、安心安全な製品を使いたいというのがママの本音でしょう。
外国人の方に日本製品を贈って喜んでもらうには、ブランド選びが重要です。せっかくもらっても肌に合わなかったとなれば、日本製品にがっかりしてしまうかもしれません。
出産祝いで失敗を避けるには、肌に優しいオーガニックコットンの商品がおすすめです。
オーガニカリーの商品は、世界的にも最高水準のNOC（日本オーガニックコットン流通機構）の厳しい認証を通過したものばかり。一般綿と混ぜない、化学農薬を使用しない、化学的な処理をしない、搾取的取引をしない、という4つの項目をクリアしています。
ここでは、特におすすめの商品をピックアップしていきます。
長袖ロンパースと帽子のセット
オーガニックコットンの長袖ロンパースと帽子がセットになったギフトボックスです。
ロンパースは使用用途が幅広いことからママ人気が高い商品で、赤ちゃんの肌着にはもちろん、洋服やパジャマとして1枚で着用することもできます。いわゆる「つなぎ」の洋服ですので、動き回るのが好きな赤ちゃんでも脱げたりすることがありません。
生後1ヶ月くらいから4ヵ月くらいまで着用できます（帽子は生まれてすぐから5ヵ月くらいまで）。
アニマル柄がとても可愛いベビーマフラー
寒い国に住むママへの出産祝いでおすすめなのが、ベビーマフラーです。
リバーシブルデザインになっており、片面はふわふわのボア素材（オーガニックコットン）、もう片面は可愛らしいアニマル柄が描かれています。
おしゃれな赤ちゃんにはもちろん、可愛いもの好きなママには絶対喜ばれることでしょう。ループを通すだけで装着できるため、ママの手を煩わせることもありません。生後5ヵ月くらいから2～3歳まで長く着用していただけます。
オーガニックコットンは静電気を防ぐ素材ですから、乾燥する冬の時期に最適です。静電気が原因でマフラーなどの衣類にホコリやダニが付着することもあるため、このマフラーならいつでも清潔に使用できます。
ぬいぐるみ職人が一つ一つ手作りしたガラガラ
和歌山県のぬいぐるみ屋さんが一つ一つ丁寧に手作りした動物のガラガラもおすすめです。
赤ちゃんの肌に触れる表面素材には、すべてオーガニックコットンを使用しています。丸みを帯びた形状やウサギさんの表情など、可愛らしく優しいイメージに仕上がっています。
海外でもガラガラはファーストトイとして親しまれているため、失敗の少ない出産祝いですよ。他のおもちゃや靴下、タオルなどとセットで贈れば、ベビーボックスのように豪華な贈り物になります。
まとめ｜オーガニカリーの出産祝いは海外の方にも喜ばれています
世界的にもオーガニック志向が進んでおり、オーガニックコットンの製品の需要が増加しています。しかしながら、オーガニックコットンと謳われていても、実際には一般綿と混合されているなど100％ではない事例があるのも現状です。
オーガニカリーの商品は、オーガニックコットン100％や生地から縫製まで日本で製作したものを揃えているため、海外の方への出産祝いで喜びの声を多数いただいております。
海外発送にも対応していますので、ご心配なく商品をお選びくださいね。
詳しいご注文方法は以下のリンクから確認してください。
代官山オーガニックコットン専門店 Organically
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