出産祝いが半年以上遅れてしまった…渡し方のマナーやおすすめ商品について解説

一般的に出産祝いを渡すタイミングとされるのが、お宮参りまでの生後1カ月以内です。しかし、ちょうどその時期忙しかった、知り合いの出産を知るのが遅れたなどの事情で半年以上経過しても出産祝いを渡せていないケースも出てくるでしょう。

これだけ遅れてしまうと、今さら出産祝いを贈っていいものか迷うかもしれません。ここでは、半年以上経過してから出産祝いを送る際のマナーやおすすめの商品についてみていきます。

1.半年以上経過した際の渡し方のマナー

出産祝いを渡すのが半年以上遅れたのは、やはりマナーの面から見てもあまりよろしいことではありません。まずは、相手の気分を害さない、失礼のないように注意を払うことを心がけましょう。

渡す際は直接手渡しするのが基本と考え、相手に自分自身の誠意を伝えられる環境に出ることが重要です。普通出産祝いを渡す際には、宅配便などで送っても問題ありません。しかし、半年以上遅れたのであれば、やはり直接渡すのが誠意ある対応といえます。

ただし、いきなり持っていくと自分勝手に感じられたり、そもそも外出していて渡すことが出来ない場合などがあり、相手に対して更なる不快感を持たせてしまう可能性があります。そこで必ず必要な事は、先方にあらかじめ出産祝いを持っていく旨を伝え、いつがいいか相手の都合を確認することです。

また、直接持っていくのが重要な理由は他にもあります。それは、お詫びの言葉を伝えられるため。直接面と向かって挨拶とお祝いの言葉、そして遅れたことに対するお詫びの気持ち伝えられることで、その対応に加え、表情で理解してもらうこともできます。

しかし、面と向かってお話するのは距離的に難しい、病気など移してしまうかも、と心配になる方は、口頭で伝えるのはもちろんですが、お祝いの中に手紙も添えて渡したほうがより丁寧です。

中には、お詫びするときに遅れてしまった理由について伝えるべきかどうか迷う方もいらっしゃるかと思います。この場合は、遅れた理由を伝えるのではなく、前向きな印象になるよう、言葉を変えて伝える事が大切です。

例えば、「赤ちゃんの顔を見て直接お渡ししたかった」「あれこれ贈り物について悩んでいるうちにこの時期になってしまった」といった、相手を思った気持ちを忘れず、自分自身もお祝いしたい、という気持ちをしっかりと伝えましょう。

遅れてきた理由を延々と話されても、「お祝いするために来たのではなく、反省しに来たのか」「言い訳をされているようで不愉快」「子どものために来たわけではないのか」など、相手に対して失礼になる恐れがあるため、避ける方が良いでしょう。もしその手の話題になってしまった場合は、深く話し込まないようにし、プレゼントを選んだ際のエピソードなどを交えて話を切り抜けましょう。

また、出産祝いが遅れてしまった場合に考えることの一つとして「熨斗」を付けるべきか否か、ということが挙げられます。実はこの熨斗、半年以内かそれ以降かによって表書きの内容が異なりますから注意が必要です。

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もし半年以内に出産祝いを渡せるのなら、「御出産祝い」と従来通りで構いません。しかし半年以上経過しているのであれば、形式上は「御祝い」となるようです。半年経過しているか微妙であれば、出産祝いを送る前にどの程度時間が経過しているか、まず確認をするようにしましょう。

参考URL:出産祝いの「のし」の使い方、選び方、書き方はどうしたらいい?基本ルールとマナー | HugKum(はぐくむ)

ただし「お祝い」で贈ると「出産祝い」かどうかの判断に悩まれてしまうか可能性もありますので、手紙などが必要になります。あまり気にされていないことも多いですが、こうしたマナーも非常に大切です。

2.半年以上経過してからの出産祝いでおすすめのプレゼントとは?

半年以上経過している場合、いわゆる普通の出産祝いとは違ったプレゼントの方が好まれます。赤ちゃんは生後半年も経過すれば、かなり成長するからです。母乳から離乳食へ移行する時期ですし、座ることができる様になる時期にもなるでしょう。

また、いろいろなことに興味を示し始める頃でもあります。アクティブに動き、いろいろな刺激を受け始める時期を考えると、好奇心を刺激し楽しめるようなおもちゃや離乳食などのツールなどがおすすめです。

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おもちゃは何か赤ちゃんの関心を引くような刺激のあるものを渡すと良いでしょう。おもちゃのラッパのように音が鳴る、色がコロコロ変わる、ピカピカ光るようなものがおすすめです。五感を刺激するようなものであれば、赤ちゃんが「これは何だろう?」と考え好奇心を与えてくれます。そして何より、そんな生き生きした様子の赤ちゃんを見ている家族も楽しめるため人気です。

おもちゃであればボールプールもいいでしょう。たくさんのボールが敷き詰められたプールを見れば、興味を示す赤ちゃんも多いからです。カラフルで目を引きます。ボールそのもので遊ぶのもいいでしょうし、ボールをプールの中に入れるゲームで楽しむのもオススメの楽しみ方です。

ブロックも生後半年の赤ちゃんに送るプレゼントとして人気があります。通常、生後半年から1年にもなると座っておもちゃを持つことができるようになります。簡単に組み立てられるようなブロックをプレゼントすれば、あれこれと組み合わせて赤ちゃんも楽しめます。子供の創造力や空間認識力を培うという意味でもおすすめです。

離乳食の時期に差し掛かるので、離乳食にかかわるアイテムを贈るのも喜ばれます。相手がまだ離乳食の準備をしていないのなら、スターターキットがおすすめでしょう。お椀やプレート、スプーンなどがセットになっていて、自分たちで買いそろえる必要がなくなるので重宝します。

ぬいぐるみなどにも半年を過ぎたぐらいから興味を持ち始めます。初めてのお友達としてこの時期にプレゼントしてあげれば長く大切にしてくれるでしょう。また、なんでも口にしてしまう時期なのでオーガニックコットンのぬいぐるみなら安心です。

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また、毎日忙しいお母さんのためにプレゼントする、ブレンダーもおすすめです。離乳食は赤ちゃんが食べやすいように食べ物を砕く必要がありますが、手で混ぜたりするのは時間も労力も使ってしまいます。電動のブレンダーがあれば、離乳食作りもスムーズになり、空いた時間で休んだり、他の作業ができるため喜ばれることでしょう。

また、出産から半年経過すると、親御さんも結構育児で疲れているかもしれません。夜泣きがひどければ、慢性的な睡眠不足の状態が続いているでしょう。そんな親御さんを癒してくれるようなグッズをプレゼントしてもいいでしょう。

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例えばちょっと息をつくときのお供に飲み物のプレゼントはいかがでしょうか。親御さんの中には、コーヒーや紅茶を飲みたいけれどもカフェインを摂取できないので我慢している人もいるかもしれません。そんな方にはノンカフェインのコーヒーや紅茶などを贈ると喜ばれます。赤ちゃんだけでなく、親御さんのための贈り物を渡すことも非常に喜ばれることでしょう。

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また、色んなものを見てしまい、結局何が良いか分からない場合は、赤ちゃんの服を贈るのも一つ選択肢です。洋服はいくらあっても困るものではないため、いつでも喜ばれることでしょう。

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ワンポイントとして、もし服を贈るのであれば、お出かけ用の服をプレゼントするのが好ましいです。部屋着や普段着については出産前の段階で、親御さんの方ですでに用意している可能性が高いからです。上下のセットや靴などが喜ばれます。

ただし、注意しなければならないのは、サイズです。赤ちゃんはわずか半年でも、かなりのスピードで成長します。ですから少し大きめの服をプレゼントしたほうがいいでしょう。

ちなみに1歳の赤ちゃんの平均身長は80cm前後と言われているので、このサイズを目安にしてみてください。帽子やポンチョなどはサイズが多少変わっても問題なく着こなせられます。長く使ってもらえるのでおすすめです。もし不安な方は、「もうどれくらいになったの?」などと、さりげなく会話の中でサイズを聞く事も良いでしょう。

3.半年以上経過して渡すタイミングを逸した場合の対処法

誕生日のケーキ

自動的に生成された説明

半年以上、1年近く経過してしまって「出産祝いを買ったが、渡すタイミングがなかった。渡したいけれども今さら…」と躊躇している場合は、ほかのイベントに合わせて渡すのがいいです。例えば、赤ちゃんの1歳の誕生日プレゼントに添えて、出産祝いを渡すのであれば不自然ではないでしょう。

ただし、あくまでも出産祝いは出産祝い。誕生日に渡す場合は、その時期に見合うものかどうか、また出産祝いとは別に、誕生日プレゼントを用意する必要があります。

また、誕生日までとは言わないけれど、1年以内に贈り物をするタイミングがなかなか合わないのであれば、イベントの際に渡すのもおすすめです。男の子なら節句、女の子ならひな祭りの時に渡すことも大切です。年末であれば、クリスマスプレゼントやお年玉という意味でプレゼントするのも一考です。

中には年子など、次の赤ちゃんを妊娠している場合もあるかもしれません。その場合に都合が合わず、次の赤ちゃんが生まれるまで、出産祝いを贈れない場合もあることでしょう。

その際は必ず、お祝いの言葉を先に伝えから次の子供の出産祝いのタイミングで2人の誕生をお祝いしましょう。あくまでも、一人一人大切な赤ちゃんですので、お祝いの気持ちはプレゼントより先に伝えましょう。

4.まとめ

ベッドに寝ている赤ちゃん

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いかがでしたでしょうか。

出産祝いが遅れてしまうと気まずいので、ますます渡すのが億劫になってしまう人も多いでしょう。しかし、出産祝いには一定の渡すべき期間はありますが、その期間を経過したからと言って渡してはいけないというものでもないです。

大事なことは相手のことを想う事。贈る相手が喜んでくれるようにプレゼントを選んで、お祝いの言葉とともに贈れば、相手もきっと喜んでくれるはずです。

知り合いの赤ちゃんの誕生をお祝いしたい気持ちがあれば、たとえ半年以上経過しても出産祝いを渡しましょう。

代官山オーガニックコットン専門店 Organically
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