出産の準備時期は、仕事や家事も相まって何かとバタバタしてしまうことも多いかと思います。生まれてくる大切な我が子のために事前に買いそろえておく物も、たくさんありますよね。しかし出産を終えると、育児へのスタートラインを切ると同時に、両親や兄弟・友人・会社の同僚など周囲の方々より出産祝いのプレゼントを頂く機会が増えるタイミングでもあります。
そんな贈り物を貰ったときは、お返しをするのが基本的なマナーですが、このお返しこそが、「出産内祝い」と呼ばれる行為なのです。
もちろん赤ちゃんのための準備が最優先で頭の中がいっぱいになるところですが、慣れない子育ての中で慌てて準備したり、「うっかり」忘れてしまったり、知らずにお返しできなかったという事態を未然に防ぐためにも、今回は出産内祝いの基本的なマナーを伝授したいと思います・・・!
ポイント1.贈る時期
出産後、出産祝いのプレゼントを頂くのは平均で出産後1ヶ月以内と言われています。もちろん同日にプレゼントを頂くというわけではなく、出産翌日や一ヶ月後など、日にちはまちまち。しかしながら、特にきっちり期限があるわけではありませんので、例えば出産2ヶ月後にまとめてお返しを準備しても大丈夫。あまりに日にちが空くのはやっぱりNGなので、出来れば出産後約2ヶ月以内には内祝いを用意できるように心がけておいた方がいいでしょう。
出産後は赤ちゃんのお世話で一生懸命になるうえに、行事ごとも立て続けに起こるので、このタイミングで同時に内祝いを用意するのは「どれにしよう?」と迷う時間も考慮すると意外と大変なものです。今はネットショッピングでも素敵な贈り物がたくさん見つけることができるので、妊娠安定期にゆったり選んでおくと、丁寧なお返し選びができると同時に、あとあと助かるためオススメです!
ポイント2.お値段
もしかしたら一番気になる点である、お返しのお値段。これは、頂いたプレゼントの1/2(半分)に相当する物を選ぶことが一般的なマナーとされています。
でも、プレゼントなので大まかなお値段しか分かりませんよね。きっちり金額を合わせていく必要もありませんので、大体の値段を想定して、お返しを選ぶようにしましょう。
先ほど、妊娠安定期に選んでおくといいですよとアドバイスさせていただきましたが、この通りプレゼントのお値段は人によって違うと思います。そのため、3000円、5000円など、金額別にお返しのリストアップをしておいたほうがいいでしょう。
ちなみに、友人や会社の同僚複数人から連名でひとつのものを頂くこともあるかと思いますが、その場合のお返しは2通り。
複数人でも難なく分けられるような菓子折りをまとめて贈るか、予算に応じて個々に贈るか、のどちらかです。個々に贈る場合で予算が低くなってしまっても、プレゼントと同じ様にお返しも「気持ち」ですので、素敵にラッピングして“ありがとう”を伝えましょう。
ポイント3.熨斗
特別なときにしか使わない「熨斗」のルールは、何歳になってもややこしいな・・と思ってしまうものですよね。水引きや表の書き方も多種多様ですが、出産内祝いの際の熨斗のルールは、以下の通り。
・水引き:紅白蝶結び
・表書き:「内祝」または「出産内祝」
・名入れ:赤ちゃんの名前(ふりがなも一緒に書いておくとベター)
少し豆知識を伝授すると、この「紅白蝶結び」の水引きの由来は、蝶結びは結び目を何度でも簡単に結び直せることから。そのため、「何度繰り返しても良いお祝い事やお礼」などに用いられます。まさに出産祝いにぴったりの水引きですよね。
ちなみに、間違えやすい例としては、同じお祝い事でも〝何度も繰り返さない″結婚祝いには「紅白蝶結び」は絶対に使わない様に注意しましょう・・・!
まとめ
以上、いかがでしたか?
出産関連の中では案外忘れがちな「内祝」についてご紹介しました。内祝を送るタイミングは2ヶ月以内程度とお伝えしましたが、出産祝いを頂いたら先ずはお電話や手紙で感謝の言葉を最初に伝えておいた方が、気持ちが伝わってより良いかなと思います。
最近ではSNSを通じてでも充分コミュニケーションが取れるので、電話や手紙を書く時間を作ることが難しい場合は、親しい間柄であればカジュアルにSNSで感謝を伝えるという手段も踏まえながら、ぜひギフトを頂いた際の参考にしてみてくださいね。
代官山オーガニックコットン専門店 Organically
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