言葉にしがたいほどの、自然の脅威に対し、いま出来ること、すべきことは何なのか。
もう一度、考え直さなければならない時が来ているように思います。
深刻化していく、地球温暖化や環境汚染。
成人病やアトピー、花粉症など、昔はなかった病気も、現代人を襲っています。
それらは、人間が自然に向き合わず、自然と反することをやり続けた代償です。
地球のために、未来のために、ちいさな一歩として、私たちは、“オーガニックコットン”から始めます。
現在、ほとんどのコットンが、除草剤や殺虫剤、枯れ葉剤まで使用して作られています。
もともと服作りをしてきた私たちは、そこで見た化学薬品の多さに驚き、これらを浴びた服を着ているのかと、とても恐ろしくなりました。
人の手で雑草を取り、害虫から守りながら育て、手間と時間をかけてひとつひとつ収穫する。
昔は当たり前に行っていたことを、今の時代に、もういちど取り戻したいのです
“オーガニックコットン”は、肌にやさしいとか、やわらかいという印象が強いと思います。
でも、良いことは、それだけではありません。
「安い」と思って購入していた、洋服、タオルなどのコットンが作られている畑には、悲しい現実があるのです。
農家の人々は、たくさんの農薬で身体を蝕まれ、
高額な農薬を買うために、借金を背負いこんだり。
畑にまかれた農薬は、地中に流れこみ、水を汚染したり。
さらに、小さな子供たちが劣悪な環境で重労働を課せられていることも多いのです。
“オーガニックコットン”を選択することは、
生産者を助け、土壌を助け、環境を助けることにつながります。
オーガニカリーでは、生地はもちろん、“オーガニックコットン”を使用し、
付属品も環境に配慮したものを選んでいます。
明日の希望のため、
子供達の未来のために少しずつ。
出来ることを、これから広げて行きたいと思います。