遺伝子組み換え作物に対抗出来る、オーガニック作物

スイスで設立されたオーガニック農業の可能性に付いて研究する国際機関FiBLが次の様な研究成果を発表したそうです。
「3年間の調査で、一般のコットン生産と比べて収穫率は15%低かったが、農業者が支払ったコストは38%も低いという結果が出た。」
オーガニックコットンの生産者の収入が良かっただけでなく、借金と返済のリスクが軽減出来た。
このコストの差は、化学肥料や農薬そして何倍も高い遺伝子組み換えの種の買い入れの分であった。
オーガニックコットンの畑は生産力が落ちない様に毎年同じ畑で生産せず、オーガニック大豆やオーガニック小麦を生産する輸作方式を行っています。

ここでも、同じようにオーガニック大豆は7%収穫率が低くなったものの、コストは66%も削減、小麦は15%収穫率低下にたいしてコストは49%減少という結果で、総合的にオーガニックシステムは有益であるという結果が得られたそうです。

また、FiBLはOrganicallyのオーガニックコットンを共有してくれているbioReプロジェクトにについても次の様なコメントがありました。
「インドの bioRe プロジェクトの活動の素晴らしさには注目したいと思います。
農業者の訓練が行き届き、オーガニック認証の意義を理解している点が大事で、商品としての 綿の扱いも丁寧です。
農業者に支払われる価格も相場より15%も高くしていて、意欲につながっていると思われます。
ー途中省略ー
もう一つ期待している成果は、オーガニック農業を続けると 土壌の生産力が向上するということです。 この効果は既に、ヨーロッパやアメリカでは確認されていて、 果たして、この熱帯地域の独特な土壌環境でも、効果を発揮するか今後 5 年間の研究で見て行くことになります」
インドでは今やコットン農場の99%でモンサント社が開発した遺伝子組み換え綿花の種子Btコットンが栽培され、オーガニックコットンはわずか0.6%です。

環境にやさしく、生産者にとっても高い収益が得られるオーガニックがもっともっと広がってほしいです。
そのためには、私達が出来る限りオーガニック商品を選ばなければこの数字は変わらないでしょう。

明日の希望のため、

子供達の未来のために少しずつ。

出来ることを、これからもっともっと広げて行きたいと思います